受験期間中の数日間は、
どんな気持ちなんでしょう?
この期間の親の気持ちは、ジェットコースターレベル。
上下左右、急降下・・・。
合否が即、当日に出るから
です。
・安堵、歓喜、絶望、大パニック・・。
親は一喜一憂している時間もなく、落ち着いて予定通りの日程を考えるだけです。動揺は子供に伝播し、受験に影響を及ぼします。
気持ちコントロールのシミュレーションをしておこう
この記事では、
実際に経験した受験期間を元にシミュレーションします。
シミュレーションしておくと、どんな状況でも対応ができるでしょう。
一読し、自分なりのシミュレーションをお勧めします。
・ここまでの努力はすべて「受験期間」にかかっています。
・万全!全力!
・一生をこの期間に捧げてもいいくらいの気持ちで!
中学受験:受験期間中の親の心得【気持ちのリアルシミュレーション】
この記事では
①ほとんどの受験生は悪い結果を受け止める
②リアルな気持ちシミュレーションの方法
③心得ること
の順に説明します。
①ほとんどの受験生は悪い結果を受け止める
はっきり言っておきます。
第一志望を合格するのは、ほんの少しの親子です。
”中学受験の厳しさ”を実感する
・努力がムダだったように
・経験したこともない絶望
そんな気持ちになるかもしれません。
理解はしているが、
「それでも大丈夫!」と信じたい。
ですが、そんな希望もすべて蹴散らしてくれるのが「中学受験」です。
親がすることは、
・前を向いて次を考える
・気持ちを隠し子供を鼓舞する
強い気持ちを持つことが大切
②リアルな気持ちシミュレーションの方法
受験期間の”気持ちコントロール”をシミュレーションしましょう。
自分をイメージしながら考えます。
-
仮想:2月1日1日目終了
第一志望の結果を確認する
・「良い結果」の時
中学受験の99%が終了です。
自信をもってチャレンジ校へ!・「それ以外」の時
半数以上の親子は「良い結果」ではないです。
まだ先は長い。
明日に気持ちを切り替えます。 -
仮想:2月2日2日目終了
チャレンジ、第一志望の試験結果がでる
・合否結果で、3日以降のシミュレーションをします。
ここで1つの「合格」は欲しいところです。
何事もなかったように、
落ち着いて予定通り進めましょう。 -
仮想:2月3日3日目終了
判断が必要なときです
合格・不合格の結果により、
4日目、5日目のリカバリパターンの準備です。・”ダブル”で申込んでいた場合の判断
・追加受験校を想定する・3日目の合否結果で4日目以降を子供と相談します。
・受験校によっては、朝起きる時間が変わってくるので注意です。この時期は気分転換に塾に行ってみる。
友達や先生と話すことで気分転換になります。(注意)
第一志望の合格を確保している場合は行ってはダメです。
まだ、戦っている受験生はたくさんいます。・4日目、5日目の受験校の1日目のテストが出回っています。
・必ず、入手して解いておきます。 -
仮想:2月4日4日目終了
結果がでないときは精神的にキツイ
落ち着けないですが、子供は頑張っています。
しっかり応援してあげます。・塾と受験校の相談をしましょう。
・5日目、6日目の当日受験や前日申し込みの行動に移すときです。子供は思った以上に強いので体力は大丈夫です。
子供の強さを感じると思います。・子供に5日日、6日目の受験校を話します。
・受験校の1日目、2日目のテストを入手し解きます。正念場です
後悔のないようにしっかりと準備しましょう。
-
仮想:2月5日まさかの5日目
「まさか」も想定する
ここまで長引くとは思っていないでしょう。
しかし、「まさか」はあります。
・追加受験の合格可能性は、低いです。
・上位校を落とした受験生が受験します。厳しくなるのは確かです。考えたくもないですが、
厳しい結果の受け入れも準備する
-
仮想:2月6日最後の6日目
めあきらめの気持ちも鼓舞する
もう十分だという気持ちもありますが、
諦めては子供に恨まれます。最後です。
朝はきっちり起こしましょう。
③心得ること
どんな結果も直視する
この期間は最大限の努力をし、人生のすべてを注ぐつもりで。
”結果は後からついてくる”という気持ちでOKです。
ですが、目はそらさない。
すべてを受け入れる気持ちです。
最後まであきらめない
なにがあっても前向きになること。
励ますことを忘れない。
”ダメだ”と思う気持ちは子供に伝播します。
子供は立ち向かっています。
それを削がない態度が大切です。
あきらめてはいけません。
まとめ|受験が終わってもあきらめない理由
まずは、お疲れ様
合否に関わらず、充実感に満ちている
長いトンネルを抜けたあとのように、
明るい光が見えていることでしょう。
学校に行かせて、十分に楽しませてあげてください。
親はまだあきらめない
心の奥底に、
「繰り上げ合格」の期待をします。
連絡は忘れた頃にきます。
・必ずいつでも電話に出る状況をつくっておく。
・親は、最後まで小さな期待を持っておきます。
↓このシミュレーションは実際の経験から作っています。
具体的な内容は以下の記事を参考にしてください。
↓説明途中の”リカバリパターン”については以下の記事を参考にしてください。
併願パターンを考えるワークシート(無料)もついています。
最後に、
オススメの本をのせておきます。
”受験”に向かう気持ちが変わると思います。
終わったときには笑って。
「やってよかった」と笑顔になれるならその受験は大成功。
親も成長できる中学受験のすすめ。
「合格」が子どもの「幸せ」とは限らない。
中学受験における母親の大切さ。「要はお子さんに寄り添ってあげてほしいのです」受験成功のカギは母親力にアリ!
併願作戦シートはPDFファイルを
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