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【中学受験】プロフィール③~受験日から合格、”まさか”は3度ある

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合格、ばんざい!

中学受験の経験プロフィール③です

受験期間の2月1日~合格発表まで。

 

 

少し長いですが、お付き合いを。

 

↓中学受験のプロフィール第1回・第2回はこちら。


 

【中学受験】プロフィール③~受験日から合格、”まさか”は3度ある

出願パターン|第一志望校は全日程受験を中心に

出願パターン

日程 AM PM
1日目 ①第一志望校 安全圏内校
2日目 ①チャレンジ校 ②第一志望校
3日目 ③第一志望校
4日目 ②チャレンジ校
5日目 ③チャレンジ校

 

 

出願パターンの基本戦略とリカバリ策

 

出願パターン、考え方、リカバリ対策です

 

  • STEP1
    第一志望とチャレンジは全日程受験

     

    ・第一志望校:すべての日程を受験
    ・チャレンジ:すべての日程を受験

    を基本に、受験スケジュールを設定

     

  • STEP2
    心の安定、1日目に安全圏内校を

     

    ・1日目で安心(合格)が欲しい
    ・安全圏内校を1日目に受験

     

  • STEP3
    第一リカバリ策(1日目の不合格対策)

    【リカバリ策】

    ①第一志望校が不合格なら安全圏内校(B日程に直前出願

    ・1日目AMの①第一志望校が不合格なら、
    ・2日目AMの②チャレンジ校を受験せずに安全圏内校(B日程)を受験

     

    安全圏内校(B日程)に出願のため安全圏内校で現地待機する

     

  • STEP4
    第二リカバリ策(第一志望校が全滅の場合)

     

    ・緊急出願校①②の2校の願書を記入し用意

    ※子供に内緒で準備

     

  • STEP5
    父親の心得

     

    ・1日~5日、私(父)がすべて付き添う(会社は4連休)
    ・父親も人生を賭けよう(もう変化もない人生だし)

     

 

↓併願パターンの対策(記事)はこちら。

 

受験期間の行動と結果|最悪の”まさか①”第一志望校の全落

 

2月1日から6日までの行動と結果

  • 2月1日
    待機では試験問題は見ない

     

    待機場所では、試験問題が配布されます。
    見ると、教えておけばよかったと後悔ばかり。

     

    《心得》■配布される問題は見ない

     

    試験終了後、「簡単だった」と一言。

    午後は合格圏内校を受験。
    試験終了後、「これも簡単だった」。

     

    第一志望校の発表は18時30分。
    合格圏内校の前日出願は19時まで。

     

    ・18時30分、第一志望校は「不合格」

    その場で翌2日AMに実施される合格圏内校(B日程)を出願。

     

    ・22時、合格圏内校は「合格」

    素直に喜びました。
    第一志望校の不合格のショックもあったが、少し安堵で就寝。

     

  • 2月2日
    第一志望とチャレンジの連続不合格

     

    AMはチャレンジ校、PMは第一志望校。

    18時:チャレンジ校は「不合格」

    息子は第一志望校の結果前に就寝

     

    22時:第一志望校は「不合格」

     

  • 2月3日
    第一志望校は全落

     

    朝早く起こしたことで不合格を理解した息子。
    最後の第一志望校の受験。

     

    第一志望校は「不合格」
    ”まさか”の第一志望校、全落ち。

     

    さすがにショック。
    しかし、気持ちを入れ替えチャレンジ校の1日目の問題の解き直し。
    チャレンジ校の確率は低い。

     

    もう一つ「合格」が欲しい。
    緊急出願校①、緊急出願校②を検討します。

     

    ◆塾の先生と相談
    ・緊急出願校②は、可能性は低い(上位クラスも受験する)。
    ・緊急出願校①は、まだ可能性はある。

     

    緊急出願校①の受験時間は、チャレンジ校3回目とバッティングする。
    どうするかの結論がでないまま翌日へ。

     

  • 2月4日
    緊急出願校①&気分転換で塾に

     

    チャレンジ校へ行く途中に同士を見かける。

    「あの子、知ってる?」
    「うん、知ってる。天才君。今日同じ学校に受験するよ」

     

    その時点で決める。
    「緊急出願校①も出願しよう」

     

    《心得》■厳しい判断もし、現実を受け止める。

     

    合格圏内校へ入学費(30万円)を納める。
    そのまま緊急出願校①と②へ出願。

    緊急出願校②は待ち行列ができるほど。

     

    受験後、塾に行かせます。
    気分転換になった様子。

    チャレンジ校(2回)目も「不合格」

     

    ・5日目の相談
    「緊急出願校②と緊急出願校①にも出願したけど、どうする?チャレンジ校(の3日目)は受けれないけど」
    「う~ん、チャレンジ校は難しいし、緊急出願校①を受けるよ」

     

    ・なんとしても、「もう一つ欲しい”合格”」
    ・合格圏内校のレベルより上だ、という意地。

     

    緊急出願校①のA日程の問題を勉強です。

     

  • 2月5日
    光は見えず。不合格の連鎖

     

    ◆5日目は緊急出願校①へ

    試験が終わって一言「できた、簡単だった」と手応え。なんとなく安心。

    緊急出願校①は「不合格」

    「仕方ない。明日で最後だし頑張ろう」と言うしかない。

     

    息子は黙って立ち上がり、自分の部屋に。
    緊急出願校②のA日程試験を自らやり始める。

    緊急出願校②は期待はできない。

     

    ・自ら勉強を始めたことで息子の受験にかける気持ち
    ・合格を勝ち取ろうとする息子の気持ちを感じました

     

    「なんとか”合格”させてあげたい」

     

  • 2月6日
    まさかの6日目

     

    ◆朝5時起きも”まさか”の6日連続

     

    ■親が思う以上に子供は強い。
    ■ここで起こさなければ、一生責められる。

     

    ・今日で中学受験は最後。
    一生懸命やった、6日間も朝早く起き、つらい結果も受け止めた。

     

    ・中学受験終了のパーティーの準備
    「合格おめでとう」の横断幕。学校名は書けなかった。
    部屋には張り紙があり、その写真を撮ります。

     

    息子への手紙「最後まで頑張ったね」と。
    ”合格おめでとう”、とは書けなかった。

     

    壁の張り紙

 

忘れられない日|終われば開放感

 

◆6日目の受験が終わり

「よくやったな」と声をかける。
「テストはどうだった」とは聞けない。

 

家に帰り、カバンをおき、
くつも脱がずにキャッチボールへ

 

・やり切った思いと解放感
・笑いが絶えない
・楽しいキャッチボール

 

夕方になり下の子も野球から帰ってきて、さあパーティー。
6日間もよくやったねと。

 

祖父母へは「”合格圏内校”になると思うよ」と連絡。
「胸を張っていけよ、いい学校だぞ」とまるで自分に言い聞かすよう。

息子へ書いた手紙。
息子が手紙を読んでる間、涙は止まらない。

 

横断幕の前で写真を撮りパーティーは終了。
中学受験はようやく終わりを告げます。

 

こんなことってある?|良い”まさか②”が

 

◆良い”まさか”もある

パーティーも終わり、
風呂上がりの姿で息子がパソコンの前に。
”緊急出願校②”の結果を見るために。

 

これ以上のショックを受けたくもなく、ちらっと横目でみる程度。

 

「あった!」という声。
緊急出願校②は「合格!」

 

大喜びどころではなかった。
こんなことってあるんだな。

 

国語の文章題は2問とも知っている文章だったと。算数も得意な問題。
なんとでも言えるが、これが「縁」なんだと。

 

《心得》■時間があれば国語の長文を読む

 

「おとうさん、おかあさん、ありがとう」と。
頑張ってきてこれでよかったんだなと、ようやく思う。

 

合格証を自分で受け取りに

受験番号の前で写真。
校舎の上から「おめでとう!」との声。

 

入学金(50万円)の振込み。
”合格圏内校”の入学金(30万円)はあきらめました。

塾長が言ってた
「最後まであきらめない」が心の中に響きます。

やっぱり、あきらめちゃだめなんだなと。

 

・・・ですが、
終わったと思った受験はまだ続きます。

 

まだ終わらない中学受験|驚愕の”まさか③”へと続く

何を言っているのかわからない

 

「逆転合格」

中学受験はドラマとはよく言ったもの。
・・・しかし、
まだ「ドラマ」が続くとは思ってません。

 

◆4日後の”まさか”

19時50分に電話

「〇〇中学(第一志望校)の●●です・・」

何を言っているのかわからない。

 

”第一志望校”の繰り上げ合格

 

わかるまで数10秒。
「入学する意志があれば、
明日のオリエンテーションに入学金を持ってきてください」

 

家族の気持ちは、もう”緊急出願校②”

 

苦難の道を歩き、
ボロボロのところに
手をさしのべてくれた優しき女性(緊急出願校②)

しかし、
思い募った憧れの彼女(第一志望校)が
突然目の前に。

 

・”第一志望校”を選ぶのは正当

”第一志望校”を選択するのが誰がみても正当。
しかし、流れは”緊急出願校②”

 

家族内で意見が分かれてケンカ状態。
息子も泣きだす。

どうして”第一志望校”に合格し、
家族の輪が断ち切られるのか。

 

《心得》■繰り上げ合格が家族にとって”良い知らせ”ではない

 

・結論、”第一志望校”に行く

 

◆翌日は”雪”

雪が積もる中、入学金(50万円、4日ぶり3回目)を
もって第一志望校へ。

息子はとても喜んでいた様子。
1日目で”合格”していれば・・・。

 

「今はこれでいいんだ」と思って見守ること、
それが親としての使命でしょう。

 

長かった中学受験の10日間です。

 

結果|翻弄

 

 結果

 

日程 AM PM
1日目 ①第一志望校(不合格) 安全圏内校(合格)
2日目 ①チャレンジ校(不合格)
安全圏内校(未受験)
②第一志望校(不合格)
3日目 ③第一志望校(不合格)
4日目 ②チャレンジ校(不合格)
5日目 ③チャレンジ校(未受験)
→緊急出願校①(不合格)
6日目 緊急出願校②(合格)  
10日目 第一志望校(繰上げ合格)  

※1月、お試し受験(合格)

 

2 Years Later

 

中学校生活はとても楽しく過ごしました

 

野球部に入り、
友達と楽しく、
勝って笑い、負けて号泣のリア充です。

次は、高校野球が待っています。

 

中学の2年半、いつ聞いても「学校は楽しい♪」

 

「どれだけお金かけたか!親と同じくらい苦労しろ!」と言いたいw

 

まとめ|最後まであきらめない

 

中学受験する親へ

 

①最後まであきらめない、全力を尽くせ(何が起こるかわからない)
②お金はあきらめる(まさかのMAX金額を用意)
③人生100メートル、中学受験2メートル
(これからの人生は長い。数年たてば良かった良かったになる)

 

結果はもうすでに決まっています。
それを受け止めるだけなのです。

 

Kei
Kei
よい受験を!

 

↓参考にしてほしい記事

 

 

 

ABOUT ME
長瀬ケイ
大手IT企業に勤めるシステムエンジニアです。 SE歴は25年超。 中学受験を経験した親。副業から個人事業主として複業中。=ITコンサル、ライター、動画編集= Kanagawa→Tokyo
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