中学受験では満点はとれません。
・・・というか、取れなくできています。
親としては”満点”が切なる願いですが、できないことを託すのもよくないですよね。
どれくらいの点数(正解)を目指すのでしょうか
子供はテストで全問正解しないとダメなイメージを持ちやすいです。
絶対満点は不可能なのに「間違えた問題があるとダメ~」としてしまうと「僕ってダメなんだ・・・」と自信もなくなってしまいます。
- 正解のベースラインの決め方
- 正解率は68%を目指す(目指しました)
- 正解率68%+1問の正解が”合格”を呼ぶ
全問正解は必要なし。正解率68%を目指し積み重ねを”自信”にする
満点とれないのは当たり前
中学受験では満点はとれません
だって、全員が満点を取ってしまうと合格・不合格の判定ができませんから。
進め方としては、
その中で間違えた問題を正解にする行動をとる
ベースラインを広げていく
解答用紙から難易度もわかるので、少しずつ基準枠(ベースライン)を広げてモチベーションアップします。
基準枠(ベースライン)の決め~モチベーションアップ
-
STEP1正解したい基準枠(ベースライン)を考える
以下の赤枠のところは確実に得点したい問題と決めます
・基本的には全体の68%程度(当時はこの設定にしました)
・難しければもう少し絞ってもよい
・”確実に正解にしよう”というところを決める -
STEP2基準枠(ベースライン)の全問正解を目指す
間違えたところは次には絶対正解を
正解しようと決めた範囲で間違いがあれば次は絶対に間違えない。
集中的に勉強をします。 -
STEP3全体の正解率を確認する
全体の正解率が50%以上(仮)は確実にとる
模試結果で受験者全体の正解率が書いています。
正解率の高い問題は絶対に落としてはいけないので、もし間違えているときには要チェックです。 -
STEP4基準枠(ベースライン)が正解できるようになったら
基準枠(ベースライン)以外の問題を1問正解する
1問正解すると”合格圏内”にあると位置づける。
つまり、合格基準の上をいくので”合格”とする。全体の流れとして
-
STEP5見えることで自信をつけていく
・STEP1~STEP4を繰り返し
・基準枠(ベースライン)の正解が確実になってきたら徐々に赤枠を広げていく
気持ち的な効果もあり
気持ち的に
・全問正解のプレッシャーからの解放(間違ってもよいという安心)
・問題を集中して取り組める(初めからやる問題を決めている)
・目指す問題が正解したら一段階アップ(成長がわかる)
・追加の一問正解で合格へ向かっている(モチベーションアップ)
徐々に、テストに向かう姿勢も変わってくるでしょう。
試験問題は学校からのメッセージ
各学校では、最低でもここまでは解いて欲しいというベースラインがあります。
この問題は解ける子が来てほしいというメッセージです。
学校により傾向があるので、塾とよく相談しましょう。
まとめ|高得点より合格点を目指す
小学校のテストは満点が取れるようにできています。
ですが、受験は合格・不合格を決定するので満点はとりにくいです。
テスト戦略というほどたいしたものではないですが、
合格基準(満点ではない)を示し、そこに向かって点数を取れるようにしてあげるのがいいかと。
子供も安心するでしょう。
高い点をとるのは望ましいですが、”合格する点数を取る”方が大事でしょうね。
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