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【中学受験】算数の教え方:規則性は基本で慣れてひらめきを養う

算数はひらめきを養う

算数は教えるのは難しい。

特に、規則性(数列)は見えない人には全く意味不明ですよね。

 

本記事でわかること
  • 等差数列の基本、循環する数列の教え方
  • 実際の問題のイメージ
  • 数列はなぜ勉強するのか

 


 

書いてる人プロフィール
  • 子供の中学受験を経験済み親
  • 5年生12月から本格的に受験勉強を始める
  • 壮大な紆余曲折あり、志望校に合格し素晴らしい一貫校生活を送る
良い受験をしましょう!

【中学受験】算数の教え方:規則性は基本で慣れてひらめきを養う

カギは基本パターンを早く見つけること

 

数列は基本パターンをいかに早く見つけるかがキー

パターンの理解と何度も繰り返しTRYして慣れることです。

 

数列の解法|等差と循環

等差数列の問題と解法

【問題】

3,10,17,24,31,38,45,52,59,・・・

(1) 初項、公差を求めなさい。
(2) 初めから30番目の数を求めなさい。
(3) 初めから30番目までの数の和を求めなさい。
(4) この数列は444という数が現れます。初めから何番目の数ですか。

① 初項、公差を確認しよう。
② n番目の数は初項と公差から出す。
③ n番目の数の和を求める公式を理解しよう。

  • STEP1
    (1)初項・公差

    (1) 初項、公差を求めなさい

     

     

     

  • STEP2
    (2)n番目の数

    (2) 初めから30番目の数を求めなさい

     

    「公差の個数」という考え方と「公差の個数」と30番目の個数の違いを理解しましょう。

  • STEP3
    (3)n番目までの数の和

    (3) 初めから30番目までの数の和を求めなさい

     

    基本的な考え方です。

    Kei
    Kei
    この考え方は低学年向けの算数のクイズ本にも掲載されてます。この問題を見て「あの時の!」と思い出すともう得意分野。

     

  • STEP4
    (4)NNNは、n番目の数

    (4) この数列は444という数が現れます。初めから何番目の数ですか

     


    規則性は答えが1つずれて間違うことがよくあります。
    初項、公差、数字の並びが頭の中で、上のようにイメージとして考えることです。

     

循環する数列の問題と解法

【問題】

2,8,4,5,3,6,2,8,4,5,3,6,2,8,4,3,・・・

(1) 初めから40番目の数を求めなさい。
(2) 初めから40番目までの数の和を求めなさい。
(3) 初めから順に何番目までの数を加えたところ、和が2010になりました。初めから何番目まので数を加えましたか。

意味のない数字の羅列に見えますが、すぐに循環していることを判断する。これは慣れることです。

① 区切りをいれよう。
② 何個で1周期?
③ 1周期の和は?

  • STEP1
    (1)初めからn番目の数

    (1) 初めから40番目の数を求めなさい

     


     

  • STEP2
    (2)初めからn番目までの和

    (2) 初めから40番目までの数の和を求めなさい。

     

  • STEP3
    初めからn番目までの数

    (3) 初めから順に何番目までの数を加えたところ、和が2010になりました。初めから何番目まので数を加えましたか。

     

実際の問題はこう出る

◆問題

  • 循環を確認するまで小数点以下を計算する。
  • 循環を確認したら、小数点1位以下を数列にして求める!

 

2÷7=0.2857142857142・・・

 

になるので、小数点以下は、「285714」の繰り返しです。
あとは「循環する数列」の解法です。

 

まとめ|数列はなぜ勉強する

まとめ

コンピュータも身近なものに

 

 小学校のプログラミング教育が必修化

数列の発展系である”N進数”はコンピュータの考え方であり、その基となる規則性の理解も必要でしょう。

ビットやバイト、メガ、ギガなど、もう日常茶飯事的に使いますよね。

 

面白い規則性(数列に近い)


上の図は、知識として理解しておきましょう。

(1)は九九ですが、(2)まで覚えると良いでしょう。
(3)はコンピュータの考え方です。N進数という問題に繋がります。
(4)は下一桁が”5”の場合の掛け算。下2桁は25、上の桁も法則があります。

 

Kei
Kei
算数(数列)の解説がわかりづらかったので整理しました。「やったことがある」がひらめきに繋がります。数列は3つ(+階差数列)の基礎を習得し、実際の過去問を解きます。

 

ABOUT ME
長瀬ケイ
大手IT企業に勤めるシステムエンジニアです。 SE歴は25年超。 中学受験を経験した親。副業から個人事業主として複業中。=ITコンサル、ライター、動画編集= Kanagawa→Tokyo
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