こんにちは。
中学受験を経験した親(卒業済み)です。
夏休み明けのテストは鬼門です
さて、どういう意味でしょう?
「夏は天王山」と言われ、
夏休みはものすごい量の学習時間がカリキュラムとして組み込まれます。
「ああ、これだけ勉強すれば志望校どころか、
チャレンジ校もラクラク合格だわ!❤」
そう思ってしまいますよね。
ですが、夏休み後の模擬試験の結果は・・・
親切なので、先に言っておきます。
あなたのお子さんの偏差値は上がっていないでしょう
でも、落ち込むことはありません!
じっくり説明しましょう。
夏休み明けのテストは鬼門:夏の天王山が終わって、結果が出ない!?
それは、みんな頑張ったから
夏休みに頑張ったのは、自分の子供だけではありません。
みんな頑張ったのです
あなたのお子さんだけが頑張ったわけではなく、
あなたのお子さんだけ偏差値が上がるわけない、のです。
何だったんだ、夏休み
あれだけ勉強したのに・・・
夏休みの勉強はなんだったの?
「あれだけ勉強すれば偏差値もあがるんじゃないの!ウソつき!」
と言いたいですよね。
現実は厳しいですね。
どう対応すればいいのか・・・?
考えてみましょう。
先に言っておきますが、
2月の本受験ではもっと厳しい現実を突きつけられます、ハイ。
偏差値60近辺のお子さん
それほど上がらないでしょう?
40から45、60から65では、全く違います。
理解していると思います。
重要なのは、
今の偏差値をいかにキープするか、です
これまでついた実力を忘却しないことが大事です。
つまり「定着」です。
できていた問題が、できなくなった・・・。
人間はだれしも忘れます。
知識を「定着」させることが大事です。
先へ先へ、さらなる高みへと、解いたことがない問題を習得したいですが、
たまには、復習し思い出すこともしましょう。
偏差値50近辺のお子さん
最も人の多い、ボリュームゾーンです。
一歩抜け出すために何をすべきか?
特別な対策は「何もない」です。
今まで通り、これからも塾の指示通りで良いです。
この偏差値ゾーンの親が一番焦っています。
焦らない、慌てない。
焦りが子供に伝播して、悪い影響を与えることもあります。
あなたの子供を信じて、勇気づけてあげることです。
あなたにはやることがたくさんあります。
↓これでしょう?
◆人気記事「併願シミュレーション」
偏差値40近辺のお子さん
気合いだ!気合いだ!
なんとなく、まだ受験する気持ちにもなってないかも。
あなたのお子さんならできます。
気持ちにカツを入れてあげましょう!
夏休みの特訓で、基礎は万全です。
ここから伸びしろは大いにあります。
期待して、励ましてあげましょう。
また、このゾーンの親は勉強不足です。
親自身も受験勉強をしてください。
これからは親子一緒に勉強し、どんな困難も乗り越えていきましょう。
夏休み後に成績が下がったほうが良い結果に?
気持ちの引き締めになり、それが良い結果に
夏休み後に偏差値が下がったほうが良い結果となることも
なぜか?
気持ちが引き締まるからです
成績が下がると、気合の入れ直しができます。
親は落ち込んでも、子供は落ち込んでいません。
「これじゃダメだ!もっと頑張ろう!」
その気持ちは、子供のほうが強くなります。
親より子供のメンタルは相当強いのです!
これが成長です
子供の成長を感じることができる。
それが中学受験です。
私から「これは言いたい!」
子供が成長する瞬間を”絶対に”見逃さないで!
緊張の継続を
「やった、偏差値が上がった!夏休みスゲー!」
達成感を感じてしまうと人間、気持ちも緩んでしまいます。
ちょっと勉強を休憩してもいいか・・・と。
気持ちを切らしてはいけません!
気持ちが抜けるのは、イコール不合格に近づきます。
夏休み後に偏差値が上がっても、気持ちを切らさない!
やり切った感を出すのは、まだまだ先なのです。
「奇跡(偏差値の突然アップ)」は起きるのか
8月が終わったときには、志望校の偏差値レンジが決まっていると考えていいでしょう。まだ、5年生の方は偏差値をあげるのは6年生の夏までと考えておくべきです。
「いやいや、私の子は6年生の12月でも偏差値”5”は上がるのよ!」
「ウワサでは、12月に偏差値が上がった子がいるとか!」
なるほど!
はっきり言ってあげた方がいいですね・・・
「おそらく、それは、あなたのお子さんではありません」
現実を見ましょうね。
大丈夫です。
必ずいい結果がでますよ。
夏休み後の結果を悩んでいても意味がありません。
11月にもなれば、偏差値を気にしている時期ではなくなります。
受験校も絞られ、個別対策をしている時期なのです。
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「奇跡」が起きるのはこの時!
「奇跡」が起きるのは、
模擬テストで偏差値が劇的に上がった時ではなく
中学受験の「奇跡」は、チャレンジ校に合格した時です
「奇跡」を期待するのは、受験の日なのですよ。
「奇跡」は、まだ先の方で待っています。
あわててはいけません。
まとめ|夏休み後は、期待せずに結果だけを受け止める
子供は頑張っています
子供は頑張っています
期待ハズレの結果なんて、茶飯事。
イチイチ気にしていたら、メンタルが持ちません。
夏休み明けの模擬テストが終わり、
・偏差値が上がれば素直に喜び、満面の笑みで褒め称え、
「やったね!夏休みに頑張った結果だね!気を抜かずに続けていこうね!」
と言ってあげましょう。
・あまり変わらず微減であれば、
「みんなも頑張ってるのよ。あなたも頑張ったってこと。この調子で一緒に頑張りましょう!」
と勇気づけてあげましょう。
過度な期待はせずに、結果を受け止め、前を進むだけです。
いくら考えても、もう今年の夏は二度と返ってこないのです。
最後までベストをつくす
ここまできたのですから、最後までベストつくすのみ。
初めてなら何がいいかわかりません。
なので、ベストを尽くすだけです。
もう一つ
最後まであきらめない
良い受験を願っています!
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